自己紹介

語り部について

―――確か、最初に遊んだ作品は『失われた伝説』だったでしょうか。

RPGツクール2000で作成されたフリーゲームで、当時としては珍しく戦闘アニメーションがしっかり描かれていた王道RPGでした。今でこそゲームを遊ぶ手段は無数に存在し基本無料の作品も沢山ありますが、当時はインターネットがそこまで普及されていませんでしたし、遊ぶ手段も限られてました。加えて、私が学生だったこともあり無料でゲームを遊べるということにとてもワクワクしたことを覚えています。そして、これをキッカケに多くのフリーゲームに触れたことは良い思い出です。

時は流れ、当時学生だった私は社会人になり、昔と比べ様々なゲームが早く安く提供される時代になりました。モバイルで本格的なゲームが基本無料で遊べるようになり、Steamなど様々なプラットフォームが登場し始め、インディーゲームというジャンルも立場を確立。国内外問わず盛り上がりを見せています。

対して、私の好きだったフリーゲーム界隈の今の立ち位置はどうでしょうか?
正直に言うと、その位置は変わっていないどころか上述した勢力に押されて下火になっているように感じられます。彼らは自分達の製品を売るためにあらゆる技術や手段を駆使しているのですから、それも必然なのでしょう。

私がフリーゲームを遊ぶキッカケになった『失われた伝説』も現在は公開終了しており、検索してもヒットすることはありません。インターネットアーカイブを駆使しても結果は同じです。皮肉にもタイトルが示すように、私の思い出は『失われた』と言えるのかもしれません。

今でこそハッキリ言えますが、私はフリーゲームが好きです。
個人で数年、人によっては十数年をかけてゲームを制作し、お金という分かりやすく絶対的な対価に拘らず、ただ皆に遊んで欲しいがためにその作品を公開するなんてある種、狂気の沙汰だと思います。もちろん作品によりますが、これで本当に無料で良いのかと思えるゲームが沢山ありますし、価値観が変わるほどにメッセージ性の強い作品にも出会いました。

そんな素晴らしいゲーム達が大衆に知られずインターネットの波に飲み込まれ消えていく…。
この状況に危機感を覚え、少しでも界隈を盛り上げたいという想いで、このHPを立ち上げました。

この活動が少しでも界隈の活性化に役立ってくれたら、これほど嬉しいことはありません。

長すぎて読めない人へ

フリーゲーム文化が好きな人がこの界隈を盛り上げるためにHPを立ち上げました。
記事執筆の他、テストプレイ、Youtube、Discordコミュ運営など色々やっているので応援してね💗