目次
概要
ストーリー


ゲームシステム

基本システム
- コンボ要素を追加したゼルダライクな見下ろし型アクションRPG。
- コンボを繋ぐことでボーナスが入るため、攻撃力が高ければ良いという訳ではない。
- 攻撃力が低いほうがコンボ加算によるボーナスが得られてお得だったりする。
- コンボを繋ぐことでボーナスが入るため、攻撃力が高ければ良いという訳ではない。
- 主に使うキーは移動のほかZキー、シフトキー、ファンクションキーの3つだけ。
- ここにジャンプや攻撃、メニューなどを割り当てて操作する。
- 上級者向けの設定として、テンキーを活用して更にキーを増やすことも可能。
- そこまでしなくてもクリアは十分に可能。
- ファンクションキーの扱いが最重要。
- このキーを入力しつつ他のキーもしくは同じキーを再入力すると、事前に設定した固有の技が発動する。
- 例えばZで剣攻撃、FN+Zでジャンプ、FN+FNでメニューといった具合である。
- 2つの入力キーで3通りのコマンドが使えることが分かる。
- これにシフトキーも加われば、以下の通り最大で5通りのコマンド選択が可能になる。
- Z
- Shift
- FN+Z
- FN+Shift
- FN+FN
- このキーを入力しつつ他のキーもしくは同じキーを再入力すると、事前に設定した固有の技が発動する。
クラムジリィクローズ
- コンボを組み立てるにあたり、単純な攻撃を何度も連発していると受けるペナルティのこと。
- 右上に判定メモリがあり、満タンになると発動する。
- 判定は結構シビアで、例えば剣攻撃×3で発動する。
- 発動するとその瞬間コンボが途切れるばかりか、一定時間行動が取れなくなる。
- 完全に動けなくなるわけではなく移動は可能だが、コマンド行動全般が使えなくなる。
- 他のアクションゲームには無い特徴的な要素ではないだろうか。
- 少なくとも著者はほかに見たことがない。
リンクスタイル

- 本作をコンボゲーたらしめる重要な要素の一つ。
- この要素を使わずしてクリアは不可能といっても過言ではない。
- 任意のアクションを最大5つまで登録可能。
- ボタンを連打するだけで、登録されたアクションが最大5連続で実行される優れもの。
- さらにこのリンクスタイルは最大5つまで登録することも可能。
- スタイル1は遠距離系スキル系統、スタイル2は近距離スキル系統と使い分け可能。
- これらの特徴を利用して組み合わせ、ペナルティが発生しないようにコンボを重ねよう。
シンクロスフィア

- 経験値をシンクロスフィアに割り振ることで、能力値を高めたりアビリティを習得することが可能。
- 赤や水色、緑と色とりどりのスフィアが存在するが、プレーヤーによって自由に変更が可能。
- 赤色の場合は攻撃力が上昇しやすく、水色の場合は防御力が上昇しやすいといった具合。
- 相反する色が隣にあると効果を発揮できない点に注意すること。
- 画像のように真ん中のスフィアを水色にした場合、右隣と相反する属性となり、効力は弱まる。
- ご自身のプレイスタイルと相談し、最適な布陣を作り上げていこう。
評価したい点

オリジナリティがあり個性が出るゲームシステム
- 特筆すべきはコンボシステム。
- 誰にでも簡単にコンボを決められる、爽快感のあるシステムに仕上がっている。
- ファンクションキーを利用することで、キー3つだけで5つものアクションを産み出すことが出来る。
- リンクスタイルを駆使することで自分好みの5連続コンボを簡単に繰り出せる。
- 物足りない人向けにはキーボードのテンキーを活用するコマンドモードある。
- 少し練習すれば誰でも簡単に多彩なコンボが実現できるはず。
- ペナルティであるクラムジリィクローズが発動することはグッと減るはず。
- 誰にでも簡単にコンボを決められる、爽快感のあるシステムに仕上がっている。
- 余談だがこのクラムジリィクローズというペナルティは普通のアクション作品には中々見られない珍しい要素。
- 普通のアクション作品では、雑なコンボ構成によってメリットは得られずとも、ペナルティが発生することは無いのが殆ど。
- 対して本作ではメリットが得られないだけでなく、アクションが取れなくなる重いペナルティがある。
- それには作者様による、出来るだけ多彩な攻撃手段を駆使してコンボを編み出し、攻略して欲しいという想いによるもの。
- 単調なコンボに対してのペナルティ設置は印象が良くないので、商業作品では見られない理由なのかも。
- シンクロスフィアの配置や成長における自由度の高いパラメータカスタマイズも魅力。
- 普通のゲームのそれと比べて、少し配置や属性を変えるだけで、あらゆるパラメータが一変してしまう。
- プレーヤーの好みに合わせてガラッと変わる。
- 初期レベル帯でも少し見直すだけでガラッと変わる。
- コンボだけでなくこのカスタマイズ性の高さも本作の魅力。
- こちらも作者様による意図があった。
- プレイヤーによって個性が出るシステムを作りたい。
- どのような組み合わせにすれば効率良く強化出来るのか、色々と試行錯誤して欲しい、という想いがあった模様。
- こちらも作者様による意図があった。
- 普通のゲームのそれと比べて、少し配置や属性を変えるだけで、あらゆるパラメータが一変してしまう。
- ちなみに、公式マニュアルにはこのあたりの最適解を得るためのヒントが沢山載っている。
- 不安な人はまずは一読することを推奨しておきたい。
グラフィック

- アクションである以上は躍動感も欲しいところだが、本作はその期待に十分応えていると言える。
- 少し触れば、ぬるぬると動く爽快アクションを体験頂けることがすぐに分かるだろう。
- 戦闘だけでなく日常のちょっとした動作に関しても細かいアクションが仕込まれており、作り込みを感じられる。
- 地味な要素かもしれないがマップ構成も評価したい。
- 本作はアクション作品であるため、戦いの場となるマップはRPGよりも重要性が増していく。
- 本作の舞台は遺跡や洞窟に山に雪原。更には近未来風なマップもあり、それ自体もかなり広大である。
一筋縄ではいかない難易度
- やや賛否あるかもしれないが、評価点として取り上げることにした。
- まず本作は万人向けでは無い、と作者様は名言している。
- プレーヤー層をある程度絞ろうとする確かな意図を持って製作されたことが分かる。
- 簡単に思えるのは最初のチュートリアルダンジョンくらいだろうか。
- ダンジョン1つ1つが非常に長く、いずれも一筋縄ではいかない。
- システム面を把握している前提のバランス調整のため、敵の強さも中々に手ごたえがある。
- ここまでやり応えのあるアクションゲームは、フリーゲームではそうそう無いことから評価枠とした。
- 後のアップデートでイージー、ノーマル、ハードと、難易度選択が出来るようになった。
- 更に作中で一度だけ変更可能という救済措置もある。
- 経験者は高い難易度のある本格アクションを楽しめて、初心者への敷居も下がった良いバランスだと思う。
気になった点

あらゆるダンジョンに仕組まれた謎解き
- 多くのプレイヤーが躓いたのは謎解き要素。
- 本作ではあらゆるダンジョンに仕掛けがあり、それを突破しなければいけないが、全体的に難しくヒントは少なめ。
- ペナルティを支払って先に進むといった要素もないため、分からないことが詰みに繋がる。
- 特にゲーム中盤にさしかかり訪れる「ディープブルー」は屈指の難易度。
- 本作ではあらゆるダンジョンに仕掛けがあり、それを突破しなければいけないが、全体的に難しくヒントは少なめ。
- 本作の仕様で少しマップを離れるだけですぐに敵が復活するため、これがマイナスに作用してしまう。
- 謎が解けずにマップを右往左往しているうちに、敵が復活しダメージが重なり消耗する。
- どうしてもこの悪循環に陥りがちになる。
- 謎が解けずにマップを右往左往しているうちに、敵が復活しダメージが重なり消耗する。
- マニュアル内でFAQはあるののだが、答えがあるわけでは無いので救済とは言い難い。
- 攻略サイトや攻略動画を挙げているかたも居るので、どうしても分からないならそちらを参考にするのが一番の近道かも。
主人公のパーソナリティ

- ストーリー上の都合もあり他のキャラクターに比べて、主人公アリエルのキャラクターがやや薄味な印象。
- それを帳消しにするかのように、ゲーム最終盤では確かな見せ場が用意されている。
- ただちょっと遅かったかな、と感じたのが正直なところ。
- アリエルの見せ場を作ったあとの物語がもっと見たかった。
- それを帳消しにするかのように、ゲーム最終盤では確かな見せ場が用意されている。
キー操作カスタマイズ
- 本作の操作はゲームパッドがほぼ必須。
- キーボードプレイも可能ではあるが、さすがに止めた方が無難。
- 公式でもジョイトゥーキーのような外部コンバータの利用を推奨している模様。
- 別に使わなくても遊ぶことはできるが、デフォルトのキー配置だと少々不便。
- プレイヤーの中にはこういったカスタマイズをすることに抵抗を覚えた人も少なからず居た模様。
総評
実に19年の歳月をかけて製作されただけあって、特にシステム面に様々な工夫が行われた傑作。プレーヤーの趣味趣向によって全く異なる操作性を提供するシステムはとにかく斬新の一言。難易度高めでやり応えがあり、アクションが好きな人ならきっと楽しめる作品。
反面、謎解きをはじめダンジョンそのものの難しさや、カスタマイズ必須な操作性は気になるところ。
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