Knight Night

〇ギャグ要素を盛り込んだギャグRPG
〇意外にも評価できるストーリー
〇オリジナルの立ち絵、キャラスチルを多数用意

目次

概要

太郎2氏によるRPGツクール2000製のギャグ要素に重点を置いた魔王討伐RPG。
ハチャメチャが押し寄せてくるという感じの作品で、序盤からギャグの嵐。
ゲームシステム周りはシンプルそのもので、誰にでも遊べる作品となっている。
特徴的なギャグにばかり目が行くが、しかし実際のところは…。

ストーリー

王バーンズは魔王の身の毛もよだつ侵攻計画に頭を悩ませていた。
恐怖の手紙に始まり、王名義での出前の無断注文。無断での城の外壁工事(しかも木製)。
そして極めつけは、魔王からの挑戦状・・・!

『拝啓 親愛なるバーンズちゃんへ☆今度、魔王上でお茶会を開きます。
 お暇だったらきてちょーだい。あ、ただし…。参加料は(国家予算円)です。よろぴくね~!』

頭にきた王バーンズは騎士団長アドニスに対し禁じられた魔術である神下ろしを実行。
神の力を得たアドニスは魔王を討伐する旅に出る….はずだった。

ノリで神下ろしの儀を行った結果、下りてきたのは神ではなく、魔王だった。
しかし依り代となった主人公の傍から離れることはできず、一心同体に。
でもなんやかんやでこの魔王、魔王を倒す旅に付き合ってくれることになりました。

かくして始まります
マ王によるマ王の為のマ王討伐。
旅の舞台は どこかがおかしいキミョウな世界。
果たして この珍道中
いったい 如何なる終焉を迎えるのか・・・
どうか最後まで

ごゆるりと おつきあい下さいませ・・・

ゲームシステム

  • 戦闘形式
    • 今ではもう珍しい部類のランダムエンカウント方式。
      • そこそこ遭遇率は高いが、必ず逃走可能なのが幸い。
      • フィールドやダンジョンのBGMを引き継いで戦闘に突入する。
        • つまり、戦闘BGMは無い。
        • ついでに言うと戦闘背景も無い。
      • 戦闘はオーソドックスなフロントビュー。いわゆるドラクエ式。
        • 最大で4人パーティで入替も無し。
  • その他特筆すべきシステム的要素は特に無い。

評価したい点

ギャグの嵐

  • これこそが本作の最大の特徴。
    • どこに行ってもまともな会話は発生せず、まさにカオスと言っていい。
      • この状況を楽しめるかどうかが本作のポイントかもしれない。
    • ギャグRPGと言えばこれまた昔の作品『DD – 黒の封印』を思い出すがそれに近いか。
  • ちなみに本作に影響を受けて作られた別作品に『あすなな』というRPGがある。
    • ストーリーの評価が高く、オススメに挙げているので気になった人はぜひ見て欲しい。

ストーリー

  • 意外にも本作はギャグRPGを名乗りつつも物語そのものの評価は高い。
    • フリーゲームとしては珍しく、なんとエンディングテーマもあったりする。
何故かと言うと...(微ネタバレ)
  • 中盤以降はギャグ要素は鳴りを潜め、一転してシリアス路線に転換する。
    • このシリアス路線展開後のストーリーが素晴らしく、複雑な物語であることが分かる。
    • 泣いてしまった、というユーザーも居た模様(実際泣ける物語ではある)
    • もう少し言及すると、序盤がギャグだらけであったことすらも伏線足りえている。

イラスト

  • オリジナルの立ち絵や、イベントスチル、感情差分が豊富に使用されている。
    • イベントシーンではスチルが多く使われ、物語を盛り上げていく。
    • コミカルな物語であるがゆえ、キャラクターの愉快な表情を楽しむことが出来る。
      • メインキャラのみならず、サブキャラも結構使われているのでその点も評価できる。

気になった点

ゲームシステム

  • 戦闘システムがRPGツクールのデフォルト戦闘。
    • 特別なシステムは無く、ゲーム性を楽しむ要素はほぼ無いといってもいい。
      • しいて言えば、レベルアップでのスキル習得やお店でのアイテム購入くらいか。
      • 戦闘キャラクターが基本的に4名固定だったり大味なゲームバランスも拍車をかけている。

ゲームバランス

  • やや高いランダムエンカウント
    • ランダムエンカウント性を取っている以上、調整アイテムは欲しかったところ。
    • 必ず逃走出来るのが幸い。
  • オート戦闘でも十分に勝てるため、どうしてもやりごたえが薄い。
    • ゲーム後半でも敵やボスの行動がかなり単調で負ける方が難しいとすら思う。

マップ

  • 少々、殺風景なマップが多い印象を受けた。
    • RPGツクール2000デフォルトの素材を多用しているせいか、今では流石に斬新さに欠ける。
  • 戦闘時に背景が描画されないのも少々寂しい。

総評

ギャグRPGという体裁こそ取ってはいるが、遊んでみると思いのほか意外性のある作品だった。ただ、システムやゲームバランスを中心に全体的に少々退屈に感じる面はあった。
その辺りをあまり重要視せず、ストーリーが気になる人は楽しめると思う。
人を選ぶが確かな面白さがあるので、いつの日かリメイク版が出て欲しいなぁと思ったりする。

ゲームプレイ

ベクター

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