
目次
概要
ストーリー


ゲームの進め方

2Dマップ上でキャラクターを操作し、探索や謎解きをしながら物語を進めていく。
時には手に入れたアイテムを使ったり、仲間になったキャラクターの能力を借りて攻略する要素もある。
追いかけられ要素も多少はあるがそこまで露骨ではなく謎解き要素の比重が高い。
全体的に難易度は低めに設定されている印象で特に進め方で困ることは無いだろう。
作者様のX(Twitter)で攻略情報を開示しているので万一詰まった場合はそちらを参照してみよう。
評価したい点

ストーリー
- 適度なホラー要素を持たせつつ、どうなるか分からないストーリー展開が魅力。
- 登場人物が比較的多くストーリー上の謎かけも多いため、プレーヤーはどちらの要素も楽しむことが出来る。
- それを意識してか、謎解き要素が比較的簡単で進みやすい設計になっている。
- あくまで著者の経験上だが、一度も詰まらず進められたホラーゲームは本作くらいしかない。
- さりげなく伏線が多数設置されているのも評価したいポイント。
- 一部セリフやモブキャラの行動など、見返すとなるほどと納得できる構成になっている。
キャラクター
- 主人公兄妹のアザミ、アセビを筆頭に強力な個性を持つキャラが多い。
- 世話焼きでお節介なレナ、口は悪いが案外なリコリスなど似通った性格のキャラが1人も居ない。
- 顔グラや表情差分があり、かつ随所のイベントスチルも相まってより魅力的に描かれている。
- ストーリー進行により少しずつ各キャラの性格情報が解禁される仕組みも面白い。
- 途中まで遊んで中断したプレーヤーへの配慮にもなるし、ストーリー考察の手助けにも繋がる。
- クリア後に判明するキャラクターのとある共通点は本作の象徴だと言えよう。
- これはある程度精通している人でないとまず事前には気づかない要素だろう。
グラフィック
- ゲームタイトル画面を見て分かるように、グラフィック面がとても美しい。
- 前述したように顔グラの表情差分や随所ではイベントスチルも多く表示され、物語を彩っている。
- クリア後の回想部屋でそれらを閲覧できるのもありがたい。
- 地味なポイントだがマップも凝っており、様々なマップチップを駆使するなどリアリティがある。
- 個人的に、SFCのレトロゲームを彷彿とさせる仕上がりだと思う。
プレイ時間
- 公式では本作のプレイ時間は7時間と、数あるホラーゲームの中でもかなり長い方だと言える。
- 著者のプレイ時間は5時間程度だったのでご参考までに。
- それにも関わらず謎解きでダレることも、ストーリーに中だるみを感じることも無かった。
- 長ければ良いという訳では無いが、ストーリーと謎解きの塩梅がしっかりしている証拠ではないだろうか。
気になった点
とくになし
- 正直いってこれといって見当たらず、強いて言えば…。
- 謎解きの難易度が低めのため、謎解きメインで遊びたい人にはやや不向きか?
- ホラー特有の純粋な『怖さ』やや物足りず、これはストーリー重視の作品が故だろうか?
- こればかりは個人差の問題もある。
- とはいえ結末まで見ると本作の怖さは割と別のところにあるので一概に問題とも言えない。
総評
グラフィックは奇麗で、世界観をしっかり構築し、ストーリーも特に矛盾無く仕上がっており、プレイ時間も長め。徐々に明らかになるキャラクター達の秘密や失踪事件の真相はなかなかに衝撃的。謎解きや追いかけられ要素の難易度が低いため、ホラーゲーム初心者にオススメ出来る作品である。
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