目次
概要
ストーリー
ゲームのすすめかた
- 一見すると複雑そうに見えるシステム画面だが、画面を右クリックすることで詳細が表示されるため、困ったら右クリックして理解を深めていこう。
- チュートリアルもあるのでゲーム開始前に先に軽く触れておくのも良いし、いきなり始めてみて習うより慣れよのスタイルでも問題無い。好きな方を選ぼう。
- まずは山札からカードを引き、手札のカードを実行して食材を用意し、料理を生成する。
- そして、お店に来るお客さんの要望に応えながら料理を提供することを繰り返して評価を上げ、上手いことお店をバズらせることが本作の目的となる。
- 手札の任意のカードを実行すると(基本的に)効果に応じて肉類/野菜類/魚類が生成される。生成した食材をもとに料理を作ることができ、画面右上のトレーに並べられる。
- アンドゥコマンドを実行すると作った料理を食材に分解することが出来る。
- 何度でも実行出来るので間違った料理を作ってしまった時等に重宝する。
- カードを実行するとそのカードに描かれているキャラが行動したことに繋がる。
- 行動済みキャラは灰色表示(画面中央)となり、それ以上の行動はできない。
- 手札に同キャラのカードが複数並ぶと、その分無駄カードが増えることを意味する。
- 例外的に『並行』と書かれているカードはキャラが行動済みでも実行することが出来る貴重なカードであり、優先的に集めていきたい。
- 実行できるカードが無くなったらクリーンアップを実行することで山札から新しいカードを引き直し、料理を継続することが出来る。
- ただし時間が経過してしまい、手元にある食材も廃棄されるため慎重に行うこと。
- 料理には美味しさパラメータが存在し、一部の料理には『映え』属性が付与される。
- 食材消費量が高い料理ほど貴重で、例えばハンバーグは肉類消費量が7とかなり高いが、料理の美味しさを示す♡が4と最大で、かつ『映え』属性も付いている。
- アンドゥコマンドを実行すると作った料理を食材に分解することが出来る。
- 作った料理をお客さんに提供することで『評判、お金、経験値』を入手することが出来る。
- しかし前提として、お客さんの好みに応えて料理を提供しなければいけない。
- 右上に白色で表示されている項目がお客さんの必須要項で、緑色が任意要項である。この要求を満たさない限り、提供することは出来ない。
- ゲーム後半ではこちらも成長しているとはいえ、ハンバーグや寿司に加えて映え属性も当たり前に要求してくる客も登場しなかなか苦しくなってくる。
- 任意要項を満たせば追加ボーナスが手に入り、今後の運営が楽になる。
- 料理を作ったまま放っておくといずれ傷んでしまい、最悪廃棄となってしまう。
- しかし前提として、お客さんの好みに応えて料理を提供しなければいけない。
- 獲得できる『評判、お金、経験値』はそれぞれちゃんとした意味がある。
- 評判が得られるたびにお店に協力してくれる仲間(カード)が増えてくれる。
- 仲間が増えると手札のカードを実行する機会も増えるので上手く使おう。
- 仲間の能力(カード)は十人十色のため、良く考えて選出しよう。
- 十分な評判が得られれば有名人が来店してくれて、彼らを満足させるためのいわゆるラスボス戦に挑むことが出来る。
- お金が溜まるとショップで買い物ができ、調理に役立つカードを購入出来る。
- ショップの内容は適度に更新されるので好みのカードが並ぶまで待つ戦略も。
- 経験値が溜まるとキャラに応じた調理に役立つ特殊カードを入手出来る。
- 中には強力かつ即時発動可能なカードもある。上手く使おう。
- つまり、いずれのパラメータもバランス良く稼ぐ必要があるということ。
- 評判が得られるたびにお店に協力してくれる仲間(カード)が増えてくれる。
評価したい点
ユーザビリティの高い親切なシステム構成
- 本作は一見複雑そうに見えるが、少し触るだけですんなり理解し遊べる構成になっている。
- どんな場所でも右クリックを押すと攻略に関する情報が表示されるうえ、ゲームが進行していくと上記画像のように攻略に関するヒントを喋ってくれる。
- おかげでチュートリアル無しでいきなり遊んでも十分楽しめる。
- 操作性も非常に良く、ストレスフリーで快適に遊べるゲーム性は見事。
- どんな場所でも右クリックを押すと攻略に関する情報が表示されるうえ、ゲームが進行していくと上記画像のように攻略に関するヒントを喋ってくれる。
- 本作はゲーム性に重きを置いているためか、OP、ED、チュートリアルがそれぞれ任意選択のため、いきなりゲームを開始することが出来る。
- タイトルの看板メニューに描かれているのもなかなかオシャレ。
- 時には面倒でやる気を削ぐこともあるチュートリアルだが、このように任意選択にして右クリック補足を手厚くすることでいわゆる『チュートリアル論争』の1つの解を示したのではないだろうか。
絶妙なバランスのシステム面
- カードを引いてデッキを構築するシステム上運は必要だが、それだけではなく状況により上手く立ち回るロールプレイが必要な要素も十分に兼ねている。
- クリーンアップ(カード引き直し)のタイミング調整
- 現在の食材を基にどのように食料を割り当てて料理を作るか
- お助けキャラを引き入れるか、あえて加えず経験値に変えるか
- どのタイミングでお客さんを引き入れるか
- お客さんの必須要項だけ満たすか、任意要項も満たしてボーナスを得るか
- お金、EXPを割り振りしてどのようにカードを得るか
- 特殊カードをどのタイミングで使用するか
- とまぁ、このようにプレーヤーは要所で何度も選択を迫られる。
- 単純なカードの良し悪しだけで決まるゲームではないことを言及させて欲しい。
- こちらの思惑や運がハマり、思い通りにコトが運んだ時は中々の快感だ。
- 時間制限があるようで、焦らせないゲームシステム構成も見事
- 本作には制限時間の概念があり、作った料理が一定期間経つと廃棄になったり、来場したお客さんに料理を提供できずに時間経過するとクレームに繋がるといった要素がある。
- ただし、肝心の時間経過はターン経過や特定のカード実行でしか起きないため、次に何をすべきかをじっくり考えて行動に移すことが出来る。
- 時間制限はあるが、長考することはいくらでも可能なのだ。
- ただし、肝心の時間経過はターン経過や特定のカード実行でしか起きないため、次に何をすべきかをじっくり考えて行動に移すことが出来る。
- 本作には制限時間の概念があり、作った料理が一定期間経つと廃棄になったり、来場したお客さんに料理を提供できずに時間経過するとクレームに繋がるといった要素がある。
- ちょっとしたやり込み要素も完備
- というかまぁVERY HARDクリアだけでも結構難しいのでやりがいは十分。
- 評判を200以上にしてクリアとか、ハンバーグを20皿以上提供してクリアとか、一見無茶なチャレンジタスクもあるのでなかなかやり込み甲斐もある。
可愛らしく描かれたグラフィック
- 可愛らしくコミカルに描かれたグラフィック面も忘れてはいけない。
- 特に丁寧に描かれた主役のBBやクレスはとても可愛らしく、表情差分が豊かで更に口パク描写もあるので、愛着が湧くキャラクターに仕上がっている。
- 本作に登場するキャラは同氏の前作や前々作でも登場しているので、興味がある人はまずそちらから遊んでみるのも良いかもしれない。
- もちろん本作から遊んでも全く問題はない。
- ちなみにこうした良い点ばかりに目が行きがちだが、料理をするという雰囲気にマッチしたBGMやSEが使われており、そういった点も見劣りはしない。
- 本作に登場するキャラは同氏の前作や前々作でも登場しているので、興味がある人はまずそちらから遊んでみるのも良いかもしれない。
- 特に丁寧に描かれた主役のBBやクレスはとても可愛らしく、表情差分が豊かで更に口パク描写もあるので、愛着が湧くキャラクターに仕上がっている。
- カードに描かれた絵柄や料理のアイコン等その他のグラもシンプルで分かりやすい。
- これも素材では無くオリジナルなのだろうか…。
気になった点
強いて言うならば…
- クリア時のキャプチャ画面は『BB達の料理はいい感じにバズった』とあるが。
- クリアする頃には料理人の数やクレーム回数、人気度、廃棄した料理の数など様々な要素があるので、可能ならこれらを計上して最終スコアを算出できると嬉しかった。
- 特にウディコン開催時は多くのプレーヤーがX(Twitter)を通してキャプチャを貼り合っていたのでそういった競い方もあるのではないかと。
- クリアする頃には料理人の数やクレーム回数、人気度、廃棄した料理の数など様々な要素があるので、可能ならこれらを計上して最終スコアを算出できると嬉しかった。
総評
一見するとカードゲーム風で運要素が強そうにも見えるが、実際に遊んでみるとしっかりと立ち回る実力が伴わないとクリア出来ない良い塩梅のシミュレーションゲーム。高いユーザビリティとストレスフリーなゲーム体験も手伝い熱中度も高いので、気になる人は是非遊んで欲しい。
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